TOEIC Part 5（短文穴埋め）の学習方法

品詞判定：名/動/形/副/前/接/代/冠の役割を空所前後から即決。直前の冠詞・所有格→名詞候補／be 動詞の後→形容詞候補／カンマ接続の文頭副詞（However, など）→接続副詞。

文型認識：SVC/SVO/SVOO/SVOCと修飾（形容詞句/副詞句）の見切り。主語（名詞句）と動詞（時制/態）が立っているかを最優先で確認。

語法・コロケ：動詞＋前置詞、形容詞＋前置詞、決まり表現（make a decision / in charge of / comply with など）。近接語との“相性”で決める。

語形成：-tion/-ment/-al/-ive/-ous/-ly ほか同語幹の品詞変換。直前直後の構文に合う形だけを残す（applicant vs application など）。

冠詞/可算/複合名詞：a/the/Ø、可算・不可算、名詞＋名詞の連結（security measures / customer feedback）。意味が一般ならØ、特定ならthe。

並列/相関：and/or, either…or, not only… but also の一致と“形をそろえる（品詞・形態）”。

① 空所直前直後で品詞ロック（修飾対象・機能を特定）。例：冠詞→名詞、be 動詞→形容詞、前置詞の後→名詞/動名詞。

② 文型を1発確定（主語/述語/補語/目的語）。欠けは何か？（動詞がない→動詞形、目的語がない→名詞など）。

③ 観点を1つに絞る：品詞／一致（数・時制）／語法／語形成／冠詞/可算のいずれか。複数観点で迷わない。

④ 2択まで絞ったら最頻コロケ or 文の自然度で決定。直前直後の“相性語”に寄せる（result in / be eligible for など）。

★ 20秒超過→「★印」して後回し（読み全体の時間管理を優先）。戻ったときは観点を変えて再判定。

1) 形容詞 vs 副詞（-ly）。be 動詞後は形容詞（The device is reliable.）、動詞修飾は副詞（operate reliably）。friendly/likely は形容詞に注意。

2) 主語-動詞の一致：複合主語・不定代名詞（each/every/none）・距離/金額の単数扱い（Ten dollars is…）。

3) 時制・相・態：by/since/for/just/already → 完了形優先。受動は by/with＋過去分詞の同居に注意。

4) 準動詞：to不定詞（目的/予定）vs 動名詞（一般/既成事実）。attempt to / be used to ~ing の区別。

5) 代名詞/照応：one/ones, another/other/the other/others の数量・特定性の違い。

6) 前置詞：depend on / consist of / comply with / participate in。near（前置詞）と nearly（副詞）の取り違い注意。

7) 接続語（句か節か）：although/though/while（節）vs despite/in spite of/because of/due to（名詞句）。however は接続副詞。

8) 比較・数量：less/fewer, amount（不可算）/number（可算）, as ~ as / 比較級 / 最上級。最上級は the を忘れない。

9) 語形成：applicant/application/applicable/applicability。副詞は -ly、形容詞は -ive/-ous/-al など“形を見て品詞を合わせる”。

10) 分詞形容詞：interested/interesting, satisfied/satisfying, attached/attaching（今付けている最中）。

11) 冠詞/可算/複合名詞：不可算（equipment, furniture, luggage, information, advice）には a ×。必要なら a piece of ~。

12) 並列/相関：not only A but also B／either A or B（動詞は直近の主語に一致＝proximity agreement）。

although/though/while は“節”が後続（S+V）。Although the shipment was delayed, …

however は副詞：単独で節をつなげない → 文頭/セミコロン後に置き、カンマで区切る（…; however, … / However, …）。

despite/in spite of/because of/due to は名詞（句）。due to は be 動詞後で名詞を修飾（The delay was due to traffic.）。

固有/唯一/指示済み→ the、初出単数可算→ a/an、ジャンル/不可算/複数一般→ Ø。the increase（特定） vs Ø increase in sales（一般）。

不可算の代表：equipment, furniture, luggage, machinery, information, advice → a は不可。必要なら a piece of equipment / a piece of advice。

名詞＋名詞の複合：order form / safety regulations / customer feedback。前の名詞が後ろを限定（意味が“工場の安全規則”のようにまとまるか確認）。

人の感情→ -ed（interested customers）、原因となる性質→ -ing（an interesting offer）。

実務語：attached file（添付された）≠ attaching file（今まさに添付している）。required documents / satisfying results なども頻出。

動詞：recommend/insist/demand/require/suggest/propose + that + 主語 + (should) + 動詞原形（The manager recommended that he arrive early.）。

形容詞：essential/important/necessary + that + 主語 + 動詞原形（It is essential that all employees wear badges.）。that 省略不可、should 省略可。

request for / inquiry about / increase in / decline in / effect on / access to / solution to / response to

be responsible for / be eligible for / be consistent with / be familiar with / be subject to / be capable of

comply with / adhere to / result in/from / participate in / contribute to / in accordance with / on behalf of / in charge of

less（不可算）/ fewer（可算）を混同しない。amount（不可算）/ number（可算）の呼応。

each と every は単数扱い。a number of + 複数動詞、the number of + 単数動詞。percent は of 以下の数に合わせる。

相関接続：either A or B / neither A nor B → 動詞は直近の主語に一致（Either the machines or the supervisor is/are… → supervisor に一致）。

名詞節の「〜かどうか」→ whether が無難（前置詞の目的語では whether のみ：information about whether…）。条件なら if。

副詞位置：形容詞を修飾できるのは副詞（highly recommended / largely responsible）。名詞を修飾するのは形容詞（a highly recommendation ×）。

only/just/even の掛かり先にも注意（only the manager / only approved items）。

名詞を修飾する位置（冠詞/所有格の後、名詞直前）→ 形容詞候補（extensive research）。

文頭かカンマ後で文全体を修飾→ 接続副詞候補（Additionally, Consequently, However, など）。

助動詞/完了/受動の形が崩れている→ 動詞形（原形/過去分詞/現在分詞）を補う（have p.p. / be p.p. / be -ing）。

直後が前置詞なら動詞は自動詞/他動詞の相性も確認（discuss about ×, discuss 目的語 ○）。

① 品詞を確定→ 候補を同品詞だけに絞る（名詞 vs 形容詞 vs 動詞 vs 副詞）。

② 直前直後の「相性語」を探す（動詞＋前置詞、形容詞＋前置詞、冠詞の有無、可算/不可算）。例：eligible for / responsible for / comply with。

③ 2択で迷ったら頻度の高いコロケ or 文の自然度で決める。最後に“根拠語を1つ言語化”して記録（次回の再現性を上げる）。

• 0:00–2:00：品詞判定ドリル×5（形/副/名/動の即決）。誤答は“どこで判断したか”を1語で記録。
• 2:00–4:00：接続語（although/however/despite/due to）の句/節判定×5。構文パターンを口で言う。
• 4:00–6:00：冠詞/可算ドリル×5（a/the/Ø・不可算名詞・複合名詞）。不可算リストの暗唱を1本添える。
• 6:00–8:00：語形成セット×5（同語幹を横並びで暗記→1問チェック）。接尾辞と品詞をセットで定着。
• 8:00–10:00：本番形式×5問を20秒ルールで回す→誤答をタグ化（品詞/一致/語法/語形成/冠詞）。

Mon：品詞＆文型（SVOCマーキング10文）。動詞の目的語/補語の有無を色分け。

Tue：接続語（節/句/副詞）＆前置詞コロケ集中。例文を音読→空所を即答。

Wed：冠詞/可算/複合名詞＋分詞形容詞の対比。不可算→ a × を徹底。

Thu：一致問題（数・時制・相関接続の近接一致）。either/neither の動詞一致を反復。

Fri：ミニ模試20問（★印を集計）→ タグ別に復習セット作成（トップ2タグのみ）。

Sun：タグ上位2つのみ再訓練（各8問）→ 改善率を記録（正答/所要秒数）。

① 空所前後で品詞ロック（候補を一発で半減）。

② 文型を確定し、欠けている要素（動詞/補語/修飾）を特定。

③ 観点を1つに絞って判断（品詞/一致/語法/語形成/冠詞）。迷ったら“語法→語形成”の順で再チェック。

④ 2択は自然度・コロケ・相関接続の一致で決定（前後の相性語を優先）。

⑤ 20秒超は★印→後回し。戻ったら別観点で再判定し、最後の30秒で★のみ処理。